竹パウダーソイル吹付工法とは
天然資源の伐採された竹と木質バイオマス発電の灰をリサイクル利用した防草工法です。
田んぼや畑のあぜ、舗装されていない通路や敷地は雑草がどんどん生えてくるので草刈りなどを何度も行い維持管理には労力と時間がかかってしまいます。
防草対策の一助、天然資源による環境にやさしい対策工法です。
特徴
- 使用資材は竹パウダーと木質バイオマス灰のリサイクル資材です。
- 施工面は養生期間を経て、硬くなり雑草が生えなくなります。
- 保水性と透水性があり、施工面を気化熱により冷却し気温上昇を抑制します。
- 土壌の流亡や浸食が抑えられます。
- 見た目がコンクリートなどに比べ自然な景観になります。
- セメントを使用しないので、土に還すことができます。
施工方法
準備工
施工範囲の雑草、ゴミ、浮石の除去。
施工面を平滑にして締固め。(急峻な斜面の場合はラス金網を張る。)※作業用ロープの設置
材料搬入・機械設置
竹パウダーソイル材料を現地に運搬。水の確保。
ミキサー、ホッパー、ポンプ、発電機、コンプレッサー、ホース設置。
吹付材料・吹付工
竹パウダーソイル材料と水を練る。
厚みを5cm~7cmで吹付け。
養生工
吹付直後の降雨が予想される場合は養生。
施工後 1週間程度で硬化。
施工例
岐阜県美濃加茂市(健康の森)
施工前
施工後
施工例
岐阜県美濃加茂市
施工前
施工後